印西市議会 > 2020-03-13 >
03月13日-07号

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  1. 印西市議会 2020-03-13
    03月13日-07号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 2年  第1回定例会( 3月定例会)       令和2年第1回印西市議会定例会 議事日程(第7号)                             令和2年3月13日(金)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名                                日程第 2 諸般の報告                                     日程第 3 議案第 6号 令和元年度印西一般会計補正予算(第5号)              日程第 4 議案第 7号 令和元年度印西国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        日程第 5 議案第 8号 令和元年度印西下水道事業特別会計補正予算(第3号)         日程第 6 議案第 9号 令和元年度印西介護保険特別会計補正予算(第4号)          日程第 7 議案第10号 令和元年度印西後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       日程第 8 議案第11号 令和2年度印西一般会計予算                     日程第 9 議案第12号 令和2年度印西国民健康保険特別会計予算               日程第10 議案第13号 令和2年度印西介護保険特別会計予算                 日程第11 議案第14号 令和2年度印西後期高齢者医療特別会計予算              日程第12 議案第15号 令和2年度印西水道事業会計予算                   日程第13 議案第16号 令和2年度印西下水道事業会計予算                  日程第14 議案第18号 令和元年度印西一般会計補正予算(第6号)              日程第15 議案第19号 財産の取得について                          日程第16 議案第20号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               日程第17 休会の件                                      出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   玉   木       実   9番   米   井   重   行      10番   櫻   井   正   夫  11番   浅   沼   美 弥 子      12番   岩   崎   成   子  13番   海 老 原   作   一      14番   中   澤   俊   介  15番   藤   代   武   雄      16番   増   田   葉   子  17番   松   尾   榮   子      18番   軍   司   俊   紀  19番   金   丸   和   史      20番   山   田   喜 代 子  21番   近   藤   瑞   枝      22番   板   橋       睦欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   古   川   正   明     企画財政   酒   井   和   広                          部  長 市民部長   岩   﨑   博   司     環境経済   髙   橋   政   勝                          部  長 福祉部長   染   谷       豊     健  康   小   川   誠 一 郎                          子 ど も                          部  長 都市建設   川   嶋   一   郎     水道部長   篠   原   信   一 部  長 総務課長   岡   本   一   弘     企画政策   小   林   正   博                          課  長 市民活動   佐   瀬   富 士 夫     社会福祉   富   澤       実 推進課長                     課  長 子 育 て   髙   橋   幸   江     都市計画   笛   田   和   人 支援課長                     課  長 土木管理        林       敏   幸 課  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   伊   藤   哲   之 教育総務   土   屋   茂   巳 課  長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   鈴   木   悦   子     議  会   伊   藤   武   行 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   伊   藤   昌   明 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(板橋睦) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(板橋睦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、13番、海老原作一議員、14番、中澤俊介議員を指名します。                        〇 △諸般の報告 ○議長(板橋睦) 日程第2、諸般の報告を行います。  本日、板倉市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、ご報告いたします。  次に、今期定例会において、説明員の追加出席通知のありました者の職、氏名の写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、監査委員から各会計の1月分に関する例月出納検査の結果の報告がありました。その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  議員の皆様にあらかじめ申し上げます。発言につきましては、地方自治法第132条及び会議規則第151条に規定されております品位の保持に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                        〇 △議案第6号~議案第10号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第3、議案第6号 令和元年度印西一般会計補正予算(第5号)から日程第7、議案第10号 令和元年度印西後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの5議案を一括議題とします。  初めに、5議案について予算審査常任委員会委員長の報告を求めます。  増田葉子委員長。    〔予算審査常任委員会委員長、登壇〕 ◎予算審査常任委員会委員長増田葉子) ただいま議題となっております議案第6号 令和元年度印西一般会計補正予算(第5号)、議案第7号 令和元年度印西国民保険特別会計補正予算(第2号)、議案第8号 令和元年度印西下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第9号 令和元年度印西介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第10号 令和元年度印西後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、予算審査常任委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。予算審査常任委員会委員長増田葉子。  本委員会は、3月2日に委員全員出席の下、開催し、審査を実施いたしました。  審査の結果は、お手元の審査報告書のとおり、5議案は全て原案のとおり可決と決定いたしました。  それでは、審査における主な質疑を要約して申し上げます。  初めに、議案第6号では、ふるさとづくり運営寄附金260万9,000円の増額の理由は何かという質疑に対し、予算上は806万円を見込んでいたが、1月末現在で248件、923万8,000円の申込みがあった。今後の分を見込んで増額したとの答弁がありました。  また、地域公共交通確保維持改善事業補助が減額になっている理由は何かという質疑に対し、地域公共交通網形成計画の策定に当たり、国庫補助金を400万9,000円で計上していたところ、交付決定額が280万6,000円となったため減額した。補助金が減った理由は明確ではないが、関東圏での申請件数が平成30年度15件だったものが令和元年度は28件だったと伺っているとの答弁がありました。  次に、保育所費工事請負費が343万円減額されている理由は何かという質疑に対し、内野保育園厨房送風機更新工事に当たり、アスベスト含有調査の結果、ダクトにアスベストが含まれていることが判明したため、給食等への影響を考慮し、大規模改修時に併せて行うことにし、工事を見送ったため減額したとの答弁がありました。  また、介護施設等整備事業の3,920万円減額の理由は何かという質疑に対し、小規模多機能事業所の公募をかけたところ、応じる事業者がいなかったため減額したとの答弁がありました。  次に、新規就農促進事業が減額されているが、当初は何人を見込み、実質何人だったのかという質疑に対し、新規で2名を予定していたが、希望する方がいなかったため減額したとの答弁がありました。  また、被災農業者向け支援事業は申請のあった全てが繰越明許となっているのかという質疑に対し、現在221施設の農業機械等が被災され、118経営体から申請があった。申請の締切りをぎりぎり1月20日まで延ばし、全て受付したものを繰り越したとの答弁がありました。  続きまして、議案第7号については、保険税が減額になった理由は何かという質疑に対し、社会保険への加入が進んでいること、後期高齢者医療制度への移行が進んでいることから、当初見込んでいた被保険者数が260人少なかった結果であるとの答弁がありました。  また、前回の補正予算高額療養費を増額しているが、今回は減額するのかという質疑に対し、5月頃は一般高額療養費の支出が多かったため増額したが、その後は落ち着いており、今回で減額したとの答弁がありました。  続きまして、議案第8号については、下水道施設整備債特定環境保全公共下水道事業が900万円減額されている理由は何かという質疑に対し、岩戸地区公共下水道整備工事で当初工事延長を105メートル予定していたが、工事箇所が急勾配な坂で、安全に配慮するとともに、住民の迂回路確保のため、施工延長を70メートルに変更したとの答弁がありました。  また、雨水排水対策費で約5,000万円減額されている理由は何かという質疑に対し、小林地区雨水排水工事を県道の整備工事に併せて予定していたが、県道の工事が今年度見送られたため、雨水排水工事も見送らざるを得なくなったためであるとの答弁がありました。  続きまして、議案第9号については、当初予算にはなかった保険者機能強化推進交付金が増額されているが、どのような内容かという質疑に対し、自立支援重度化防止等の施策について、評価指標が幾つかあり、その指標に基づいて評価を点数化し、国に提出すると、1号被保険者数なども勘案し、補助金が決定され、この時期に交付されるとの答弁がありました。  続きまして、議案第10号については、保険料が増額された理由は何かという質疑に対し、所得33万円以下で均等割が9割軽減されていたものが8割に、また被扶養者だった加入者の均等割が5割軽減されていたものがなくなり、その見直しの通知が平成31年1月に厚生労働省から広域連合へ発せられたため、当初予算に反映することができず、今回の補正となったとの答弁がありました。  以上が執行部に対する主な質疑です。  討論については、議案第6号から議案第10号のいずれの議案にも賛成、反対ともにありませんでした。  以上をもちまして、予算審査常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(板橋睦) これから委員長の報告に対する質疑を行います。  なお、委員長報告に対する質疑の範囲は、委員会審査経過及び結果に対する質疑に限られ、議案審議に戻るような質疑はできませんので、ご了承願います。また、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。  質疑は、5議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  委員長は、自席にお戻りください。  これから議案第6号について討論を行います。  なお、発言時間について申し上げます。議会運営委員会の決定及び議事の都合によって、本日の討論についての各議員の発言は、会議規則第57条第1項の規定によって、それぞれ10分以内とします。  それでは、これより討論に入りますが、本案については通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第6号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第6号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第6号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第7号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第7号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第7号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第8号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第8号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第8号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第9号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第9号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第9号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第10号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第10号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第10号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。                        〇 △議案第11号~議案第16号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第8、議案第11号 令和2年度印西一般会計予算から日程第13、議案第16号 令和2年度印西下水道事業会計予算までの6議案を一括議題とします。  初めに、6議案について予算審査常任委員会委員長の報告を求めます。  増田葉子委員長。    〔予算審査常任委員会委員長、登壇〕 ◎予算審査常任委員会委員長増田葉子) ただいま議題となっております議案第11号 令和2年度印西一般会計予算、議案第12号 令和2年度印西国民健康保険特別会計予算、議案第13号 令和2年度印西介護保険特別会計予算、議案第14号 令和2年度印西後期高齢者医療特別会計予算、議案第15号 令和2年度印西水道事業会計予算、議案第16号 令和2年度印西下水道事業会計予算につきまして、予算審査常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。予算審査常任委員会委員長増田葉子。  本委員会は、3月3日から3月6日の4日間にわたり、委員全員出席の下、開催し、慎重に審査を実施しました。  審査の結果は、6議案全て原案のとおり可決と決定いたしました。  それでは、審査における主な質疑を要約して申し上げます。  まず初めに、議案第11号について申し上げます。  まず、総務費では、いわゆる就職氷河期世代への対応はこの予算では考慮されているのかという質疑に対し、予算の計上にはないが、採用方法において検討しているとの答弁がありました。  次に、東京オリンピックパラリンピック誘致等推進に要する経費でアメリカ陸上チームの合宿が誘致されるとのことだが、印西市独自の交流イベントは予定されているのかという質疑に対し、千葉県及び佐倉市、成田市と合同で事業を行う予定であるとの答弁がありました。  次に、ふれあいバス事業委託は前年度比で約300万円減額されているが、その理由は何か、また令和2年度の利用者数はどのように変化すると考えているのかという質疑に対し、減額の理由は固定資産償却費の減や運賃収入の増などによるものである。ふれあいバスの利用者数は、前年比1万1,879人増の25万7,167人を見込んでいるとの答弁がありました。  次に、高齢者安全運転支援装置設置促進事業の内容について伺うという質疑に対し、ペダルの踏み間違い等による急発進抑制装置を後づけする場合、障害物検知装置つきのものについては、購入代金から補助額4万円を差し引く補助事業が国において始まることを受け、市では国の補助金を受けた75歳以上の方にさらに申請をいただくことで、その装置について2万円の補助金を交付したいと考えている。4月1日以降にこの装置を購入した方が対象となるとの答弁がありました。  次に、町内会等に要する経費で、令和2年度の新規設立の見込みや町内会加入世帯はどのくらいを見込んでいるかという質疑に対し、令和2年度の新設団体は7団体、1,400世帯を見込んでいる。既存団体分185団体と併せ計上した。町内会加入率は、平成30年度は62.5%、令和元年度は61.2%だった。令和2年度の見込みは立てていないとの答弁がありました。  次に、平和事業に要する経費の工事請負費の増額は何かという質疑に対し、庁舎入り口非核平和宣言都市の看板の老朽化が激しいため撤去するとの答弁がありました。  次に、滞納処分費が前年比で約2倍になっているが、どのような理由かという質疑に対し、納税者が財産を残したまま死亡した場合などの滞納処分を行うに当たり、家庭裁判所への相続財産管理人等の選任の申立てに際し必要となる予納金を令和2年度に新たに計上した。金額は、裁判所が決定するが、おおむね数十万円から100万円と聞いているとの答弁がありました。  次に、監査事務に要する経費の中に、全国都市監査委員会関東都市監査委員会、千葉県市監査委員協議会、県市協議会第3ブロック、印旛郡市監査委員協議会にそれぞれ負担金が計上されている。地理的な重なりもあると思われるが、どのような活動がされる予定かという質疑に対し、各協議会では研修会講習会が毎年開催されており、効果としては、監査委員相互の連絡を密にし、監査事務の発展と円滑な運営を図ることが期待されている。ただし、千葉県は全国的に見てその回数が多く、見直しの検討が始まっているとの答弁がありました。  続きまして、民生費では、民生委員児童委員活動に要する経費で、民生・児童委員については、令和2年度は定員から見た不足数はどうなっているのかという質疑に対し、令和元年12月の一斉改選で定員を11名増やし154人としたが、予算は147人で計上している。欠員は、9地区協議会を合わせ33人である。令和2年度においても、自治会長さん等にできるだけ推薦をお願いするなど、粘り強く対応していきたいとの答弁がありました。  次に、障がい者のグループホーム事業生活介護事業がかなり増額になっているが、何人分が予定されているのかという質疑に対し、グループホーム事業は前年比で11人増で、月92人分を計上している。また、日中活動である生活介護事業は前年比21人増で、月183人を計上しており、そのために増額になっているとの答弁がありました。  次に、高齢者ふれあいバス利用補助事業300万円はどのような内容かとの質疑に対し、70歳以上の利用者の運賃を無料にする。70歳以上の市民は約1万5,000人で、そのうち約2割の方が利用されると見込んでいる。申請者無料パスを交付し、利用していただくことになる。遅くとも7月頃からスタートできるように準備したいとの答弁がありました。  次に、子どもふれあいセンターの経費が増額されているが、ここだけでなく、子供が増えている地区に重点的に子育て支援の拠点をつくる取組をしてほしいが、令和2年度はどのような予定かという質疑に対し、ニュータウン地区子育て世代に対応するために、UR跡地複合施設の中に子育て世代包括支援センター児童ルーム、中高生を対象とした青少年活動ルームの機能を整備するよう準備していくとの答弁がありました。  次に、民間保育園の助成はどのような内容かという質疑に対し、施設整備費等補助金は既設の保育園2園の改修を行い、定員を増やす。また、小規模保育施設を公募により4園新たに設置する予定である。令和元年度は5園整備したため、予算は前年比で減額になっているとの答弁がありました。  次に、生活保護扶助医療扶助費が突出して増額しているが、適正化に向けた努力は令和2年度はどのように考えているかという質疑に対し、新たに健康管理支援事業準備業務を委託する予定である。レセプトのデータ化により、受診行動の分析と糖尿病性腎症重症化予防の対象者を抽出するものであるとの答弁がありました。  続きまして、衛生費では、まず予防接種事業が約4,000万円の増額となっているが、ロタウイルス予防接種委託が新たに加わったためかという質疑に対し、ロタウイルスワクチンの接種が令和2年度10月より定期接種となり、また風疹の抗体検査も令和元年度は補正で増額しているので、合わせて前年比で増額となっているとの答弁がありました。  次に、がん検診の受検者の見込みは前年比でどのように増減しているかという質疑に対し、胃がん検診は342人の減、大腸がん検診者200人の減、子宮頸がんは集団検診で185人の増、個別検診では173人の増、乳がん検診は集団検診で168人の減、個別検診で229人の増で計上しているとの答弁がありました。  次に、特定不妊治療費助成事業が減額になっているが、理由は何かという質疑に対し、県の助成を上乗せして補助する事業で、まず県に申請をしていただき、その後市への申請となるので、タイミングで実績が減ったことも考えられるが、申請は微減と捉えており、実績に基づき減額したと答弁がありました。  次に、地域猫不妊去勢手術助成金は実績に基づき計上されているかという質疑に対し、令和元年度の実績は雄3頭、雌3頭だったが、地域猫活動をしている1団体がまちづくりファンドを活用していたため、令和2年度はこちらの補助金につけ替わることを考慮し、雄20頭、雌30頭で計上しているとの答弁がありました。  次に、鳥獣被害対策事業で備品購入費が増額されているが、何をどのように活用する予定か伺うという質疑に対し、購入を予定している備品は特殊な波動を発生させるムクドリの防除装置で、設置型とハンディー型の2台を計上している。これまでニュータウン中央駅北側で鷹匠による防除対策を実施してきた結果、南側にも移ってきている状況を勘案し、この装置で対応したいとの答弁がありました。  次に、環境基本計画推進事業で環境基本計画を2か年かけて策定する予定になっているが、令和2年度はどこまで進めるのかという質疑に対し、既存資料の調査等と自然環境の現況調査を予定しているとの答弁がありました。  次に、不法投棄対策に要する経費のうち不法投棄処理困難物処理手数料が大きく増額されているが、理由は何かという質疑に対し、令和元年7月から12月にかけて複数箇所で同質の産業廃棄物が不法投棄され、その処理経費を計上した。令和2年1月30日に容疑者が逮捕されており、犯行がどのように確定するかで一旦は市が撤去せざるを得ない場合もあると判断し、計上したとの答弁がありました。  続きまして、農林水産業費では、農業委員会運営に要する経費に充当されている交付金で、新しく農地集積・集約化対策推進交付金が入っているが、前年度の農地利用適正化交付金から変わったものか、またどんな事業に充てられるのかという質疑に対し、国の交付金要綱の変更に伴うもので、前年度と同じく議事録の作成業務委託の一部に充てる予定であるとの答弁がありました。  次に、農地中間管理事業に要する経費で、農地中間管理事業が減額になっている理由は何かという質疑に対し、国の実施要綱の改正により、経営転換協力金が大幅に減少し、耕作者集積協力金の制度も廃止された。国の方針として、農地の貸し手個人への補助から集落が単位となる地域集積協力金に重点を置くことになったため、減額であるとの答弁がありました。  続きまして、商工費では、企業誘致推進事業の企業立地奨励金が大幅に増額されている理由は何かという質疑に対し、企業立地奨励金は平成31年度をもって失効しているが、失効前の平成30年度に製造業2社を指定事業者として指定した。企業立地奨励金は、固定資産税相当額を納付後に交付することから、令和2年度から1社、令和3年度からもう1社が該当することになるとの答弁がありました。  次に、環境振興対策事業が増額されている理由は何かという質疑に対し、まっぷる印西市を日本語版2万部、英語版5,000部増刷する予算を計上したとの答弁がありました。  続きまして、土木費では、千葉ニュータウン中央駅南口の市道27―006号線の工事内容はどのようなものかという質疑に対し、点字ブロックを70メートル設置する工事を予定しているとの答弁がありました。  次に、住生活基本計画推進事業の補助及び交付金が前年比で半額になっているが、理由は何かという質疑に対し、令和元年度までは持家を対象としたリフォーム工事の補助を行ってきたが、令和2年度からは空き家バンクに登録された住宅を購入した際のリフォーム工事に対し補助することに変更された。対象家屋が減ると見込まれ、減額した。上限30万円で、10件の交付を見込んでいるとの答弁がありました。  次に、公園緑地維持管理事業が増額されている理由は何かという質疑に対し、松山下公園の陸上競技場の公認の更新のための工事と松山下公園のテニスコート2面と平賀学園台のテニスコート2面の改修工事を予定している。陸上競技場の公認の更新に当たっては、ウレタン舗装の打ち替えとレーン幅の変更が必要なため、対応する工事を予定しているとの答弁がありました。  次に、景観形成促進事業が減額されているが、令和2年度はどのような事業が予定されているのかという質疑に対し、令和2年度には大きな経費が必要な事業はないが、平成31年度から運用している景観条例に基づく届出制度の周知を図りながら、重要建造物や樹木の指定について、景観審議会及び市民懇談会を開催して進めていく予定であるとの答弁がありました。  続きまして、消防費では、災害応急対策資機材整備事業で整備される食料の中に粉ミルク、液体ミルクは含まれているかという質疑に対し、液体ミルク14万3,000円、粉ミルク84万1,500円、粉ミルクのアレルギー対応136万4,000円を計上している。配備場所は、基幹倉庫の整備と併せ、今後検討するとの答弁がありました。  続きまして、教育費では、まず国際理解教育推進事業の増額の理由を伺うという質疑に対し、これまで中学生に向けて、小学校3、4年生にイングリッシュトレセン・ホップ、5、6年生にイングリッシュトレセン・ステップを実施してきたが、中学生までの一貫した取組としてイングリッシュアカデミーと名称変更し、中学生海外派遣をイングリッシュトレセン・ジャンプと位置づけた。中学生の海外派遣にたくさんの応募があるように、保護者負担金を一律10万円に軽減した。また、ALTや英語教育コーディネーターの増員で増額となっているとの答弁がありました。  次に、適応指導教室事業で、教育センターにある緑のまきばが、通学してくる子供が多くなっていると聞いている。令和2年度に拡充する予算は計上されているのかという質疑に対し、予算は計上していないが、手狭になっていることは事実である。施設の中でふだんは使っていない会議室などを活用し、場所の確保に努めている。人員配置についても、引き続き考えていきたいとの答弁がありました。  次に、小学校の教材整備に要する経費が増額されている理由は何かという質疑に対し、新学習指導要領の施行に伴い、プログラミング教材、理科教材等を新たに購入する予定であるとの答弁がありました。  次に、中学校管理運営に要する経費が約2,000万円増額されているが、理由は何かという質疑に対し、令和2年度から中学校の生徒用机、椅子を3年間かけて更新していく計画であるとの答弁がありました。  次に、市史刊行事業が増額となっているが、理由は何かという質疑に対し、印西市史の資料編、近現代1を発行する予定で、印刷製本費や執筆者への報償費などで増額となっている。印刷は500部を予定し、令和3年度には市史研究誌「印西の歴史」第14号を刊行し、令和4年度は印西市史通史編の近現代と市史研究誌「印西の歴史」第15号の刊行を予定しているとの答弁がありました。  次に、郡市民体育大会に要する経費が減額になっている理由を伺うという質疑に対し、郡市民大会の選手ユニホームの対象を変更したことにより減額となった。ユニホームは、各団体で順番に更新しており、その年により増減があるとの答弁がありました。  続きまして、議案第12号 令和2年度印西国民健康保険特別会計予算について、主な質疑をご報告します。  まず、国庫補助金で、社会保障・税番号制度システム整備費補助金があるが、どのような内容かという質疑に対し、令和元年5月の健康保険法等の一部改正により、令和3年3月をめどに被保険者番号が個人単位化され、マイナンバーカードや保険証を用いて、医療機関において資格照会等がオンラインで可能になるシステムが構築される予定である。この補助金は、市が行うシステム改修への補助金であるとの答弁がありました。  次に、保険基盤安定繰入金の保険税軽減分が増額になっているが、令和2年度の保険税が軽減される世帯数と人数はどのような見込みかという質疑に対し、令和元年度から保険税の5割、2割軽減対策が拡大されており、令和2年度は162世帯、133人増える見込みであると答弁がありました。  続きまして、議案第13号 令和2年度印西介護保険特別会計予算について主な質疑をご報告します。  まず、第1号保険料の特別徴収、普通徴収、滞納繰越分の徴収率をどのくらいで見込んでいるかとの質疑に対し、特別徴収100%、普通徴収は実績として91.81%なので、令和2年度は90%を見込み、計上している。滞納繰越分は、平成30年度が22.94%だったので、20%台で推移すると見込んでいるとの答弁がありました。  次に、成年後見制度利用援助事業はどのような事業内容かという質疑に対し、成年後見人に報酬を支払う資力がない場合に市が助成する事業で、10人を見込んで計上しているとの答弁がありました。  続きまして、議案第14号 令和2年度印西後期高齢者医療特別会計予算について主な質疑をご報告します。  まず、健康診査委託料が前年比で増額になっているが、見込みを伺うという質疑に対し、令和元年12月までの受診率が29.5%だった。令和2年度は、対象者数8,700人、受診率37.9%で見込んでいるという答弁がありました。  続きまして、議案第15号 令和2年度印西水道事業会計予算についてご報告いたします。  まず、印西地区環境整備事業組合から次期中間処理施設整備事業に係る負担金が新たに入ってきているが、内容を伺うという質疑に対し、次期中間処理施設へ水道を供給する計画になっており、令和3年度から岩戸地区の西部地区公園から吉田地先まで4工区に分け、布設工事を行う予定である。令和2年度は、第1工区の708メートルの設計を予定しているという答弁がありました。  次に、給水申込納付金が増額だが、どの地区に増えると見込んでいるかという質疑に対し、小林浅間二丁目、小林北二丁目の新たな宅地開発で増えると見込んでいる。例年よりも75件の増と見ているとの答弁がありました。  続きまして、議案第16号 令和2年度印西下水道事業会計予算についてご報告いたします。  まず、令和2年度から公営企業会計となって一番のメリットは何かという質疑に対し、経営状況が把握できることがメリットである。経営指標に基づいて経営の状況を比較することにより、他の事業、他市の会計と比較することができるとの答弁がありました。  また、下水道事業の経営状況はどうかという質疑に対し、使用料が1立米当たり123.6円、汚水処理原価が1立米当たり133.3円で、汚水処理1立米当たり9.7円の赤字となっており、使用料で回収すべき経費を賄えていない状況である。適正な使用料収入の確保、汚水処理費の削減が必要と考えられるとの答弁がありました。  続いて、1立米当たり9.7円の赤字を減らすために、未接続の解消が近道なのではないかと思うが、どうかという質疑に対し、ご指摘のとおりであり、そうした働きかけを令和2年度でもしっかりやっていこうと考えているという答弁がありました。  以上が主な質疑です。  討論につきましては、議案第11号から議案第16号までの6議案について、いずれも賛成、反対ともにありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(板橋睦) これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は、6議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。また、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  委員長は、自席にお戻りください。  次に、議案第11号について討論を行いますが、本案については通告がありません。  ほかに討論はありませんか。  まず、原案に反対者の発言を許します。  20番、山田喜代子議員。    〔20番、登壇〕 ◆20番(山田喜代子) 議案第11号、2020年度、令和2年度印西一般会計予算について反対の立場で討論いたします。日本共産党、山田喜代子。  9日、内閣府が発表した2019年10月から12月期の国内総生産GDP改定値が実質の年率換算で7.1%もの減の大幅な落ち込みとなりました。この落ち込みは、消費税が8%に増税された2014年4月から6月期の年率7.4%減に匹敵し、この傷の深さは隠しようがありません。GDP改定値の落ち込み幅の拡大は、安倍政権の経済失政によるものであり、経済政策アベノミクスは大企業や大資産家を潤しただけで、国民の所得も消費も増やさず、貧困と格差を拡大しました。そこへ10月からの消費税増税の打撃が加わり、さらに経済を冷え込ませました。これについて、米国のマスメディアからは日本の消費税の大失態、そしてイギリスのマスメディアからは最大の経済的愚策などと批判されました。  1月以降は、新型コロナウイルスの感染拡大が日本経済を一層落ち込ませています。内閣府の2月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状を示す指数はリーマンショック以来の低水準です。安倍政権の新型コロナウイルス対策は、私が今さら言うまでもなく、まさに行き当たりばったりで、経済と暮らしの悪化に拍車をかけているのは皆さんご承知のとおりです。消費税を減税し、新型コロナウイルスの感染拡大対策への思い切った財政措置を含めた暮らしを応援する経済政策は、文字どおり待ったなしではないでしょうか。それは地方自治体も同様で、印西市においても補正予算において早急な対策を盛り込んだ予算計上を検討し、市民の不安に応えるべきではないでしょうか。  この2020年度、令和2年度予算は市長の2期目の任期最後の予算となります。市長は、施政方針において、子育て、福祉、教育といった市民のための施策に還元するという議員時代からの基本姿勢を変えることなく、市長就任後も市民目線を持って、住みよさを実感できるまちづくりに鋭意取り組んできたところでございます、このように述べ、前年度比7.8%増の予算規模396億3,000万円を計上しました。  それでは、予算の内容について申し上げます。昨年2019年度に引き続く支出については、子ども医療費助成事業、高校生等医療費助成事業、交通安全対策事業、これは新規ですけれども、高齢者安全運転支援装置設置促進事業、さらに引き続く鳥獣被害対策事業、小・中学校における学習環境の改善事業、さらに道路維持修繕経費等、これは大いに評価するもので、特にふれあいバスの高齢者70歳以上の無償化は大いに歓迎するものです。  次に、何点かありますけれども、2点だけ提案いたします。住宅リフォーム助成制度は、他の制度に移行しました。京都府与謝野町では、住宅の新築や改修に当たって、町の業者に発注した場合は補助金を出していますが、この3年間の実績では補助金の額に対して24倍の経済効果があったと試算しています。地元の中小企業の支援の一環として、復活を強く求めるものです。  さらに、2点目、特定疾患見舞金制度があります。これは、対象者が拡大しているにもかかわらず、利用が減っています。後で担当課に聞きました。これは、支給の要件が毎月1回以上の通院であるということです。医者によっては、2か月分の薬を1回に出す場合もあって、2か月に1回の通院では対象外になり、せっかくの制度が利用できないのです。これは、ぜひとも条件の見直しを求めるものです。  次に、評価に値しない予算について、これは毎年言っています。正規職員と非正規職員の格差が改善されていないことです。正規の職員は、前年度と比較して1名減の649名、任期付職員が39名減の151名、再任用職員が7名減の50名、さらに今年2020年度から新規の会計年度任用職員制度が導入され、539名となっており、そしてこの151名の任期付職員のうち、どういう状況になっているかというと、保育士は35名、学童保育指導員は22名、用務員22名で、それが多くを占めています。正規職員と正規以外の職員の比率は47対53と、正規職員は全体の半分にも満たない計算となります。非正規職員は、福祉や教育部門に集中しており、それも女性が多く、さらに66名の管理職のうち女性は6名で、1割にも満たない、そんな状況です。安倍首相が世界的に約束した数値目標2020、30、これは2020年度に30%という意味です。に程遠い数字となっています。非正規職員の労働環境の改善は、日本共産党のみならず、ほかの議員の皆さんも訴えている課題です。これらは、安倍政権が進める自治体リストラであって、深刻な疲弊と破綻をもたらしています。教師や福祉部門で働く保育士や介護職員等の増員はとりわけ重要であって、今回の災害対応でも職員が不足するなど、危機的状況をもたらした安倍政権の責任は重大です。  さらに、政府は2015年の骨太方針で窓口業務などの外部委託方針を掲げ、地方自治体に検討を迫り、市もそれに追随しています。ある民間福祉施設で、夏の何日か子供への給食の提供を中止するなど、これは市の職員が実態を知らないなどの事例も起きています。民間委託の実態を総括し、公設公営に戻すことも検討すべきであり、当然国は自治体を支援する責任があります。  次に、財政調整基金についてです。2019年、令和元年度末残高見込額は105億2,900万円、2年度の取崩し額は2億1,700万円、2年度末残高見込額は83億6,100万円となっています。総務省は、この基金を必要な事業に活用するよう通達、通知を出しています。市は、それに倣い、市民負担の軽減、正規職員の労働改善に充てるなど、有効に活用していただきたいと思います。  市長は、施政方針で述べられた事業の成果や進捗について十分に検証し、山積みしている市の課題解決に向けてというふうに述べたように、豊かな財政力を生かし、福祉、教育最優先の市政運営に取り組んでいただきたいと思います。そのためにも、市長の政策を実現するための手となり足となる職員の労をねぎらい、励まし、彼らの能力を引き出し、そして尊重し、育成に力を注いでいただくことを切に願うものです。  最後に、長い間市民のために暮らしや福祉の充実、実現に尽力され、本年度退職される職員の皆さんに深く感謝し、今後も培った知識や経験を生かし、第2の人生を豊かで健康に過ごされますよう祈念いたしまして、私の反対討論といたします。 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  18番、軍司俊紀議員。    〔18番、登壇〕 ◆18番(軍司俊紀) 18番、軍司俊紀でございます。ただいま議題となっております議案第11号 令和2年度印西一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  今回の予算は、平成31年度、令和元年度と比較して伸び率7.8%、一般会計予算としては396億3,000万円という予算となり、印西市で過去最大となりました。市民生活をよりよいものにしていこうという市長初め執行部各位の意思が読み取れるものです。  私は、当初予算審議において、予算審査常任委員会4日間を通して傍聴させていただきましたが、議員と執行部との間で対立点は見られませんでした。今回の予算においては、令和2年度主要事業としては、新規事業としては都市計画道路新設改良事業のみとしか表示はされていませんでしたが、頂いた資料を見ながら、委員会での質疑を聞きながら、先ほど山田議員もおっしゃっていましたけれども、高齢者在宅福祉事業としてのふれあいバスの無償化、70歳以上ですけれども、こちらの事業や交通安全対策事業としての自動車のペダルの踏み間違いなどによる急加速を抑制する装置への上乗せ補助制度について評価をしたいと思います。  また、これは委員長の報告にもありましたけれども、イングリッシュアカデミーにおいて中学生の海外保険の保護者負担金を減らして、たくさんの子供たちが応募できるようにということで、保護者負担金を10万円にしたということは評価に値するのではないかなと思います。  また、詳細な質疑はありませんでしたが、定住人口や関係人口を増やそうとしている令和3年度までのシティプロモーション事業、こちらについては印西市独自の何か映画もつくるなんて話も聞いておりますけれども、こちらにも期待したいというふうに思います。そしてまた、印西市の土台を支え、市民の安全安心を守る地域防災計画の策定についても、こちらも見守っていきたいというふうに思います。  一方で、努力は認めますけれども、待機児童対策としては、私が以前から求めていた小規模保育の小規模家庭的保育事業の募集がようやく始まりますが、一般質問でも指摘させていただきました。県と話合いを進め、私立幼稚園での2歳児保育を求めて待機児童解消を進めていただければというふうに思います。国の補助金を利用して、非常用バッテリーの整備も求めたいと思います。当初予算の内容については、全てが満足というものではありませんが、今申し上げたものだけではなく、足りないものについては補正予算での追加を求めたいと思います。  来年度、令和2年度においては、現在の基本構想、基本計画が終わり、次期の総合計画を策定しなくてはならない大事な1年となります。それだけではありません。令和3年度からの10年間の財政計画を立てていかなくてはならない。10年後、20年後の印西市のあるべき姿を、こちらも今策定中ですけれども、都市マスタープラン、そして公共施設の適正配置アクションプランとともにしっかりと考え、市民に提示、そして説明をし、将来世代についても、公平な財政負担を考え、伝え、積み上がった財政調整基金、こちらは今当初予算では84億円ありますけれども、こちらの在り方も考えながら、私が以前から指摘しておりますように、公共施設等総合管理計画が出来上がり、アクションプランも出来上がったのであれば、今後年平均約33億円不足するという公共施設、そしてインフラ資産の更新のために基金をつくっていただきたい。考えていただきたいと思います。  また同時に、教育大綱もつくり替える年ではないかなと思います。UR跡地への複合施設の建設に向けて、どのような手段を取るのか考える大事な1年が令和2年度です。私は、市民目線でしっかりと市民の声を聞き、1年間市民とともに歩みを進める1年であってほしいと思います。特にこちらも一般質問でも申し上げました。先ほども申し上げましたが、公共施設等総合管理計画に基づいて適正配置実施方針を策定してきました。そして、今回適正配置アクションプランを実施していかなくてはならない。このことをしっかりと伝えて、一部の偏った声でスクラップ・アンド・ビルドができないということがあってはならない、このことを申し上げておきたいと思います。  昨年の9月議会で申し上げました。決算審査の討論でも申し上げましたが、市の人口を鑑み、正職員をもっと増やし、人口10万人都市にふさわしい人員配置とAIとRPA化の推進をすべきです。今回の予算委員会では全く触れていませんでしたが、AI、RPA化の推進を行い、自動化できるところは自動化し、保健福祉、教育分野など、人と向き合っていく担当者を大幅に増やしていくべきです。市庁舎の情報化の推進はイコール人減らしではないということを改めてお伝えしたいと思います。私たちと私たちの子供たち、そして孫たちのために、何を印西市は令和2年度にするのか、当初予算を通せば終わりではなく、議会は執行部と一体となり、両輪の輪としてしっかり考え、働き、市民の代表として本当に住みよいまちづくりを行っていかなくてはならないと思います。執行部の皆様のさらなるご活躍を祈りつつ、私の意見もしっかり聞いていただき、現在世界中で問題となっております新型コロナウイルスの対策も行っていただき、令和2年度の予算をしっかりと実行していっていただければと思います。  以上、私の賛成討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 次に、原案に反対者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで討論を終わります。  これから議案第11号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第11号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第11号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成多数です。  したがって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。  まず、原案に反対者の発言を許します。  5番、伊藤真一議員。    〔5番、登壇〕 ◆5番(伊藤真一) ただいま議題となっている議案第12号 令和2年度印西国民健康保険特別会計予算について、反対の立場で討論します。議席番号5番、日本共産党、伊藤真一。  令和2年度の予算額は、令和元年度と比べ6億7,500万円増の92億8,000万円となっています。国保税が協会けんぽなどの被用者保険と比べ著しく高くなる大きな要因になっているのは、国保にしかない均等割、平等割という保険料算定です。被用者保険の保険料は、収入に保険料率を掛けて計算するだけで、家族の人数が保険料に影響することはありません。ところが、国保税は所得に国保料率を掛ける所得割のほかに世帯員の数に応じてかかる均等割、各世帯に定額でかかる平等割を合算して算定されます。高過ぎる国保税の問題の解決は、住民の健康と暮らしを守る上でも、国民皆保険制度の最重要な柱である国民健康保険制度の持続性を確保する上でも、社会の公平公正という面でも避けて通れない課題となっています。立場の違いや社会保障政策の違いがあったとしても、この問題の解決に向けて知恵を出し合い、力を合わせることは可能であるし、必要だと考えています。日本共産党は、そのために力を尽くします。  高過ぎる国保税は、住民の暮らしを苦しめているだけでなく、国民健康保険制度の根幹を揺るがしています。全国知事会、全国市長会、全国町村会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が他の医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だとし、国保を持続可能とするためには、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要だと主張しています。日本医師会などの医療関係者も、国民皆保険制度を守るために、低所得者の保険税を引き下げ、保険証の取上げをやめるよう求めています。  国保税が高く、払いたくても払えないという国保の加入世帯が増えています。実際私のところにも数十人という市民から国保税が高くて払えないとの声があります。国保税の滞納が続くと、資格証になり、資格証になると、受診の際、窓口で医療費を一旦全額自己負担しなければなりません。県内でも、子供の医療分の均等割を取らないで、少しでも国保税を安くする努力をしている自治体もあるのです。日本共産党は、自治体の判断による公費繰入れで国庫税軽減に向けた努力を求めています。せめて何かしらの施策を取って少しでも国保税を引き下げるべきなのに、何の手だてもしないことには到底賛成できるものではありません。  以上、終わります。 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 次に、原案に反対者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで討論を終わります。  これから議案第12号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第12号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第12号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成多数です。  したがって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第13号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第13号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第13号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成多数です。  したがって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第14号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。  まず、原案に反対者の発言を許します。  5番、伊藤真一議員。    〔5番、登壇〕 ◆5番(伊藤真一) 議案第14号 令和2年度印西後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論します。議席番号5番、日本共産党、伊藤真一。  令和2年度の予算額は、令和元年度と比べ1億430万円増、15.5%増の9億2,360万円となっています。後期高齢者医療制度は、医療費のかかる75歳以上の人だけを切り離して別勘定にし、医療費が増えれば増えるほど負担が増えるところに根本的な問題があります。高齢者を別勘定にする医療制度の下では、医療費の増加などが保険料負担に直結し、保険料の際限のない引上げがもたらされます。後期高齢者はもとより、これから高齢期を迎える現役世代にとっても老後の不安が募るばかりです。まるで高齢者排除だと怒りの世論が広がる中、日本共産党は、後期高齢者医療制度は即時廃止し、国民を年齢で差別する仕組みの根をきっぱりと断つことを求めるものであり、この議案にも反対するものです。  以上、終わります。 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 次に、原案に反対者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 次に、原案に賛成者の発言を許します。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで討論を終わります。  これから議案第14号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第14号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第14号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成多数です。  したがって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第15号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第15号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第15号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号について討論を行いますが、本案についても通告がありません。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第16号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第16号に対する予算審査常任委員会委員長の報告は可決です。  議案第16号は予算審査常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。  ここで休憩したいと思います。11時30分まで休憩いたします。    休憩  午前11時12分    再開  午前11時39分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。                        〇 △議案第18号 ○議長(板橋睦) 日程第14、議案第18号 令和2年度印西一般会計補正予算(第6号)を議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第18号についてご説明をいたします。  本案は、令和2年度印西一般会計予算の歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正及び地方債の補正でございます。  まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,471万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ376億6,745万5,000円とするものでございます。  今回の歳入歳出予算の補正の内容でございますが、歳入につきましては、小学校及び中学校の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金並びに市債の小学校及び中学校施設整備改修事業について増額をするものでございます。  また、歳出でございますが、小学校及び中学校ICT環境整備事業並びに中央学校給食センター事業について増額をするものでございます。  続きまして、繰越明許費の補正でございますが、市有財産管理事業のほか5件について追加するものでございます。  最後に、地方債の補正でございますが、小学校施設整備改修事業について追加するとともに、中学校施設整備改修事業について変更するものでございます。  以上が議案第18号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(板橋睦) 説明が終わりました。  なお、総括的な質疑は議会運営委員会における申合せにより省略をいたします。  ただいま議題となっております議案第18号については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、予算審査常任委員会に付託します。                        〇 △議案第19号 ○議長(板橋睦) 日程第15、議案第19号 財産の取得についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第19号についてご説明をいたします。  本案は、都市計画道路3・4・8号木下駅南口線の事業計画予定地及び公共施設の集約化などを基本とした木下駅圏のにぎわいの創出や利便性の向上のために印西市木下690番3外9筆の土地3万2,018.37平方メートルを取得するものでございます。購入価格は8億5,000万円、契約の相手方は株式会社日本デキシーです。  以上が議案第19号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) 説明が終わりました。  これから質疑を行います。  なお、本案は常任委員会に付託する予定です。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第19号については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、建設経済常任委員会に付託します。                        〇 △議案第20号 ○議長(板橋睦) 日程第16、議案第20号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第20号についてご説明をいたします。  本案は、市が管理する市道の道路排水施設により発生した事故の和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、都市建設部長から説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 議案第20号の補足説明をいたします。  まず、事故の概要につきましてご説明いたします。議案の2、事案の概要を御覧ください。この事故は、令和元年10月12日午前7時15分頃、印西市大森2563番地8地先の市道08―048号線を市道00―019号線方向に走行していた相手方の車両が路肩の側溝上を通行した際、外れたグレーチングが車両底部に接触し、車体フレーム等を損傷したものでございます。  次に、事故により相手方に与えた損害についてご説明いたします。審議資料の20の1ページの3、損害の程度を御覧ください。車両の修理費用といたしましては、84万507円、評価損といたしまして20万円、代車費用といたしまして13万5,300円の合計117万5,807円となります。  続きまして、和解の内容についてご説明いたします。議案の3、和解の内容を御覧ください。1点目といたしまして、事故の状況から、市の過失割合を10割とし、損害額の全額を損害賠償金として相手方に支払うものでございます。  2点目といたしまして、損害賠償金の支払いのほか、今後本件に関し、裁判上、裁判外を問わず、一切の異議申立て請求を行わないとするものでございます。  なお、損害賠償金につきましては、市が加入しております道路賠償責任保険会社の賠償保険より支払うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 2点伺います。  この車両が小型乗用自動車とありますけれども、この車種をお伺いします。それと、もう一点は、外れたグレーチングとありますけれども、そもそもグレーチングというのは全て簡単に外れてしまうものなのか。場所によっては、グレーチングそのものを動かないようにしているところもあるのではないかと思いますので、その点について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  車種でございますが、トヨタのルーミーという車種でございます。また、グレーチングでございますが、ボルトで固定しているところや、今回の場所につきましては、グレーチングのサイズがU字溝180ミリ用ということで、18センチのU字溝の上に乗せたグレーチングで、簡易的に一般的にはあまり車の乗らないところに使われているようなグレーチングでございまして、固定はされていない状況でございました。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ほとんど固定ボルトで留めてある。これは特別ということですか。それとも、古い道路はこういうところが多いのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  この場所は、グレーチング脇にそもそもブロック塀が当初ございまして、路肩にはあまり寄らないといったような場所で、U字溝もそんなに大きくない180ミリというようなあれで、車も人もあまり乗らないというようなところで、こういったグレーチングが使われていたということでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) これに関連しなくてもいいのでしたっけ。この関連でなかったら駄目でしたっけ。 ○議長(板橋睦) 3回目です。 ◆20番(山田喜代子) すみません。事故現場写真を見ると、かなり補修後は広げていますけれども、ちょっとこのことについて説明を求めます。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  このU字溝につきましては、新たにこの細いところを入れ替えたものでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) ほかに質疑はありませんか。  16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) 2点伺います。  市のほうの過失が10割ということなのですが、今のご答弁を聞いていましても、そもそも路肩に寄ることを想定していない中で、この走行した車両がなぜそこを走らなければならなかったのか、それほど道路幅が狭いところだったのかということと、それからその走行した際にどのくらいスピードが出ていて、制限速度の関係からしてオーバーしているようなことはなかったのかという点はどうでしょうか。お願いします。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  車が通る位置というか、通るべきところではなかったのかということでございますが、写真のほうの補修前の写真を見ていただきますと、この細いU字溝が入っているのですけれども、その脇にそもそも民地のブロック塀が当初あったということで、この脇の民地の事業者の方が境界まで下がってブロック塀等をやり直したので、道路の路肩からちょっと中に出るような形になってしまったという状況でございます。また、過失割合ということですけれども、現状の状況、運転手が回避することがちょっと目に見ても困難な状況でございまして、過去の事例からも市の過失割合を10割ということで認めることになったということでございます。あと、速度でございますけれども、相手方の聞き取りをしたところによりますと、30キロぐらいということでございました。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) そうしますと、整理しますと、もともとブロック塀があって、このグレーチングでいいだろうと。車が通ることを想定していなくて、このグレーチングにしておいたところ、セットバックというのでしょうか、ブロック塀がなくなって、車が走行できるような状態になってしまったところをこれ左折するのですかね。右折によって、そこに入り込むような余地ができてしまって、そこを通ることになったという理解でよろしいのでしょうか。  あと、その30キロメートルというのは聞き取りだけで、公式的な評価としては、この幅で曲がるところで30キロって結構出ているような気がするのですけれども、私の運転技術としては出ているような気がするのですけれども、その辺は仕方がないというか、どのような評価で、10割仕方ないというのは、どうしてこうなったのかなというのがちょっとまだ納得できないところがあるのですけれども、もうちょっと説明をいただけますでしょうか。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  この右折の際の左に寄ったときにこのU字溝を踏んで、右折ですので、右側に寄るのではなくて、左側に寄って、大きく回ろうとしてグレーチングを踏んでしまったということでございます。あと、過失割合でございますけれども、今回の事故につきましては、相手方が弁護士に委任されましたことから、市も弁護士に交渉を委任して、弁護士間において示談交渉が行われたものでございまして、保険会社等もそうですが、過去の判例等から市の過失割合を10割と認めたところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  議案第20号については、印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、議案第20号については印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。  これから議案第20号について討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第20号について採決します。  採決は、表決システムにより行います。  出席ボタンを押してください。  議案第20号は原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) ないものと認めます。  確定いたします。賛成全員です。  したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。                        〇 △休会の件 ○議長(板橋睦) 日程第17、休会の件を議題とします。  お諮りいたします。3月14日から3月18日までの5日間は、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、3月14日から3月18日までの5日間は、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会とすることに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、3月19日は午前10時に会議を開きますので、よろしくお願いします。  お疲れさまでした。    散会  午前11時58分...